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本から元気をもらおう!本気モード

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第162回 『アイデアのつくり方』 嶋 浩一郎著 ディスカウ゛ァー・トゥエンティワン

■■ 所感 ■■

著者は、博報堂ケトルという会社のCEOで、既存の広告手法にとらわれない
キャンペーンを構築するというようなことを仕事とされています。


この本の本文の最初に

”小学生のころ、通信簿に「整理整頓ができない」なんて先生に書かれてしまった
人。多いんじゃないでしょうか。かくいう私もその一人です。”

とありますが、私もほぼ毎回通信簿には「片づけが苦手です」か上記のことととも
に「落ち着きがありません」みたいなことを書かれていて…

そのためか、内容、著者にはとても共感できました。


一言で言えば
「情報を整理整頓するのではなく、ごちゃまぜにしたまま(=放牧)しておくと、意外
な組み合わせが降りてくる」
そんな感じでのことが書いてある本です。


何となく、自由自在に情報を遊ばせるというイメージが、マインドマップ的な(決して
絵に描いたりすることは本書には書いてありませんが)、とても右脳的、感覚的な
情報整理術…整理しないようでいて、整理している部分がまた面白いのですが…、
そんなことが書かれています。


私も自由奔放にあれやこれやと色々なものを見たり、気になったりしますが、著者
との大きな違いは、”体系化”しているかどうかの違いを感じました。
私の場合は、ただ見て、ただ感じて…で流してしまっていますが、著者は”メモする”
というのが大きく違います。
書くことで、一つ自分の脳にインプットもできるし、振り返ることもできる。

自分の気になった情報・気づきとの出合いを大切にされていることをすごく感じま
したし、自分もせっかく気づいたことを流さないで、今後メモを活用して、何かの
キッカケで深められるようにしていこう…そんなことを感じました。


何気なくやっていることの精度を上げる!

そんなことを、この本を通じて痛切に感じました。
”なんとなく”ではなく、”意識してやる”。”目的をもってやる”。
そんなことを大切にしていきます。


●集中力を持って、ひとつのことを見つめ続けるのも大事ですけれど、飽きっぽくて、
 片づけられない性格の人はその性格を活かしてみるのもいいと思います。
 (中略)
 ひとつのものをずーっと見続け、考え続けること以外に、注意散漫にあたりを
 見回し、でも、なんとなく、立てている企画に必要なヒントや情報を予想外の場所
 から持ってくる力が重要なのではないかと思うのです。

 飽きっぽいあなたが大企画を立てるかもしれませんよ。


こう書いてあるように、ある性格も、一方から見れば欠点だが、逆から見れば
優位特性にもなる。良い面を見て活かすことへの勇気を感じさせてもらえました。


理路整然と、理詰めの中からアイデア、機会を見出す人には、「う〜ん」という
感じの本かなと思います。
どちらがいいということはないと思いますが、理詰めの人がこういうフランクさを
取り入れてみると、また違った視野が開けて面白いかもしれません。

遊び心のある人には、基本的に面白い本だと思います。


■■ 心に残った箇所 -本書より抜粋- ■■

●マーケティング的に理詰めで理屈を積み上げていくより、ある日、街中で
  見かけた小学生の会話が、風呂の中で読んだ雑誌の記事と頭の中で突然
  結びついて、アイデアが生まれる。そんな、偶発的な感覚が、実はいい
  アイデアを生み出すのです。
  一見、関係のないものが結びついたほうがアイデアが斬新。新鮮に見えるし、
  新しいコンセプトを含むことが多いのです。
  普通に整理整頓していたら決してくっつかなかった情報と情報が出会うと、
  「化学反応」を生むんです。まるで花火のように。

●高度成長期は「片づけられる人」が活躍できた時代です。
  しかし、今の時代は新しい価値を生み出す、新しいビジネスを考える、
  そんな時代になっているのだと思います。
  そんな21世紀は「片づけができない人」にチャンスがめぐってくるのでは
  ないでしょうか。
  (中略)
  新しいパラダイムやアイデアが熱望される今の時代、必要なことは今までの
  情報の整理の既成概念を一切とっぱらってガラガラポンで片づけをやめ、
  情報のカオス状態をつくることなんじゃないでしょうか。

●新しい時代の新しいアイデアは新しい情報の組み合わせがないと生まれない。
  それも意外性のある。
  異なる情報・視点がぶつかりあうことでナイスなアイデアが生まれるケース
  を私は何度も目撃しています。

●ブレインストーミング(ブレスト)という会議のやり方がありますが、
  (中略)
  意見のカオスをつくるために。

●いったい新しい情報を”生み出す”にはどのような整理法が適している
  のでしょうか?
  情報をキチンとファイルなどに入れて管理する「分類コントロール型」は、
  情報を”引き出す”ことや”引用”には長けています。
  ある種類の情報がどこにあったか覚えておけば、すぐに情報を引き出せるから
  です。つまり検索できることが重要だったわけです。

 しかし情報を”生み出す”ことを目的とする場合、検索を便利にするための
  ファイリングは、かえってクリエイティビティを阻害する要因になって
  しまいます。なぜなら、ファイルに入れた瞬間に情報は死んでしまうからです。

●今の世は情報で溢れているのですから。ちょっとした情報だったらグーグル
  なんかでチョチョッと検索するほうが、膨大なファイルの中から探し出すよりも
  遥かに迅速です。

 かような状況においても厳密な分類管理にこだわって「分類コントロール型」を
  貫こうとすると、入ってきたものをただひたすら右から左へと流すだけのような
  状態に陥ります。分類することが目的化してしまい、その情報をどうアイデアに
  生かすか、考える余裕などもはやなくなってしまいます。
  (中略)
  このような状況においては情報を単にトップダウンで目的をもって”引き出す”
  のではなく、ボトムアップでカオスから情報を”生み出す”ことのほうが、
  あなたにとってより大きな意味を持っているはずです。

●整理して情報を死なせてしまうより、あえて整理しないで情報を生かしておく、
  つまり情報を分類せずにバラバラにぐちゃぐちゃに目の前に”羅列”しておく
  ほうが得策です。

 「分類コントロール型」をブロイラーの養鶏場とするならば、こちらは”放牧”
  のようなイメージでしょうか。
  情報をのびのびと、ごちゃ混ぜに飼う。そうすることで一見まったく関わりの
  ないように見える情報と情報とが結びつき、新しい知識やアイデア、視点など、 
  新しい情報が生まれる可能性が高まります。

●「分類コントロール型」の弊害
  (中略)
  それはファイルのラベル。このラベルとは、いわば自分の既成概念です。
  情報をファイルに入れると同時に自分のフィルターをかけてしまっているのです。

●情報は生き物と同じです。
  ケージに入れておくよりも、そこかしこに泳がせておいたほうが交配します。
  だから、流動性を高めた状況で情報を飼っておきたいわけです。

●違ったものと違ったものの出会いは人にインパクトを与える。
  ギャップを活かすことは企画作業のひとつの大事なポイントでしょう。

●学際的・統合的に考えろとか、学際的・統合的に情報を集めろなどと言われても
  なかなかそのスタンスで行動することは難しいと思います。
  しかし、たとえば、ワインという自分の興味関心領域を出発点にさまざまな情報
  を回りに付加していく感覚を身につけると、普段まったく気にしていなかった
  情報も気になってきたりするものです。
  (中略)
  ちょっとだけでも自分の興味領域とつながる糸口が見つかると、昨日まで無に
  見えていたものが急に意味を持ち始める。そんな経験をするときにも体内に
  アドレナリンが噴出するような知的快感を覚えるはずです。

●今まで、いろいろな企画を立ててきて、私は「シンプルに説明できる企画が一番
  強い」と確信しています。つまり、一言で説明できる企画であればあるほど、
  多くの人を巻き込む力を持っていると。

●多数の情報のカオスからひとつのシンプルな企画を生むのには勇気が必要です。
  (中略)
  人は不安ですから、安心するためにさまざまな不要な情報を企画の過程で付け加え
  ていって、結局出来上がった企画は、いったい何がしたいのか、わけがわからなく 
  なってしまうことが多々あります。

 企画を立てるためにはなるたけ多くの関連情報を集めることも大事ですが、その
  多数の情報の中から本質的に必要な情報を選んで、逆にいえば、必要ないと判断
  した情報をばっさり切り捨ててシナリオをつくっていくことが要求されます。

●会議が煮詰まり出すと、同じ方向に頭が向きがちです。
  (中略)
  会議室に閉じ込められて同じ情報とうんうんにらめっこするよりは、外に出て
  他の刺激に触れたほうが、今目の前にある情報を編んでいくヒントが見つかる
  ことが多いのです。

●作家の井上ひさしさんは、辞書を引くときに、前後の関係の無いボキャブラリー
  も一緒に読んでいたそうです。きっと、それらの何の関係も無い言葉、ひとつ
  ひとつが、クリエイティビティにいい影響をあたえたんだなあと思います。

●クリエイティブな接着剤を持つために、まずはカオスを楽しむ気持ちが大切です。
  やはり、バシっと整理された環境は気持ちがいいものです。目の前に情報が混乱
  していると、なんだか落ち着かない人もいるかもしれません。
  でも、その状況こそがチャンスだと考えましょう。誰も交配したことのない情報
  をそのカオスから見つけ出そうではありませんか。
  そのうちに、交配する情報のミスマッチ感を楽しめるようになるはずです。
  そうなったらしめたものです。

●気構えとして、この情報とこの情報はくっつかないだろうという思い込みや
  既成概念を取っ払う気持ちになることが大事です。

●意外な組み合わせに、意外な方向へのジャンプといっても、奇をてらえといって
  いるわけではありません。企画にはキチンとした根拠と、緻密な計画が必要です。
  企画の説得力、実効性を担保するためにもベースになる情報はとても大事です。
  実行できてこそ企画であるということをお忘れなく。

●言いたいことは、今までの既成の概念を取り外し、情報をミックスさせると、
  今まで発見できなかった企画が見つかるはずということ。
  一度、身の回りの情報の整理をやめて徹底的に散らかしてみたらどうでしょう。
  初めて自分の周りにある情報が俯瞰で見られたとき、そこになんらかの発見が
  あるはずです。

●大事なことはカオスを楽しめること。
  情報がとっちらかった状況は不安定だし、どこに何があるのかすぐわかりません
  から、最初は不安だと思います。しかし、そこに新しいクリエイティブな組み合
  わせを発見する快感はたまらないものがあります。

●集中力を持って、ひとつのことを見つめ続けるのも大事ですけれど、飽きっぽくて、
  片づけられない性格の人はその性格を活かしてみるのもいいと思います。
  (中略)
  ひとつのものをずーっと見続け、考え続けること以外に、注意散漫にあたりを
  見回し、でも、なんとなく、立てている企画に必要なヒントや情報を予想外の場所
  から持ってくる力が重要なのではないかと思うのです。

 飽きっぽいあなたが大企画を立てるかもしれませんよ。




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