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本から元気をもらおう!本気モード

 当社がお世話になっているコンサルティング会社に所属する「“元祖”朝礼コンサルタント!」が、ビジネス社会で生きていくヒントになり、ビジネスのヒントに考え方が豊かになるような本の見所だけをご紹介していく・・・ から元をもらう! 「本気モード」

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第139回 『わが友本田宗一郎』井深 大著 ごま書房新社

■■ 所感 ■■

この本を読んで感じたことは、
”本田宗一郎”という人の人間性でした。

よく当時のHONDAの社員は宗一郎氏に殴られたという話も聞きますが、
それでもついていった…
それは宗一郎氏の自動車・オートバイに対する情熱、そして人間性が
あってこそということをこの本は、著述家や評論家が書いたものでもな
いし、宗一郎氏本人の言葉と大経営者の井深氏の視点を通して見た
宗一郎氏が語られていることで、さらに感じさせられる本ではないかと
思います。

人間性はいかにして養われるのか…
それは、目的・目標を持つこと。
そしてそれに向かって徹していること。
一体となること。

人間性は元々生まれもっているものもあるが、上記のようなことをして
いくことでさらに高められるものだということを感じました。

本文中で線を引いた箇所をいくつか挙げて、所感を述べたいと思います。

●途中のプロセスにどんな困難があるかということなどは、最初からまったく
頭にはなく、あるのは「こういうものをつくりたい」という目的だけ。

⇒こういう思考回路はわかっていても実際にできることではない。
どうしたらできるのか…。
一つひとつ決めたことを徹して、達成していく過程で得られる自信によって
「思ったことはできる」という思考回路になるのだと感じました。
自分も今ある課題をコツコツ達成していきます。

●頭で知ったことというのは、しょせん、それだけのものです。
知識を詰め込むことはできても、知恵にはなりにくい。
私も、長年にわたる幼児教育の研究からつくづく感じるのですが、赤ん坊がまだ
言葉も話せないうちから、くり返し体験したことは、その人が生まれつき持って
いた”素質”のように、ほんとうに身についたものになりますが、大きくなって
から理屈で考えるようになって覚えたものだと、なかなか身につきにくいのです。

⇒すでに”大きくなって”しまっていますが、習慣は変えられるもの。
幼児期よりは時間はかかるでしょうが…コツコツと日々意識していい習慣、
いい素質を創っていこうと思います。

●人生は見たり、聞いたり、試したりの3つの知恵でまとまっているが、その中で
一番大切なのは試したりであると僕は思う。(本田)

●ありふれたことだけど、失敗と成功はうらはらになっている。
みんな失敗をいとうもんだから、成功のチャンスも少ない。
本田が伸びた伸びたって、最近みんなが不思議がるが、タネを明かせばこれ以外に
ない。やっているだけ知っているということだ。

⇒いい話を聞いて得した気分になって終わってしまうことが多々あります。
試す、実践するということをもっと大切に、真剣にやろうと思います。
沢山はできないので、一つひとつ大切にしていきます。

●本田さんは、生前、よく
「人間は機械じゃない。恋愛したことのある人とない人じゃ、人の情けの面が
まるで違う。芸術でも技術でも、いい仕事をするには、女のことがわかって
いないとだめだ」
ということを、おっしゃっていたようです。

⇒肝に銘じます(笑)。

藍綬褒章に正装…自分の正装は作業着だと言って、作業着で出席しようと
したり、車メーカーが渋滞を起こすようなことをしてはいけないと、社葬を
やらないように指示していたり…

まさに、「愚直に、地道に、徹底的に」というのを地で行く人であったのだと
いうことをビシビシ感じる本であり、それぐらいやらねばいけないんだよとい
うことを伝えてくれている本であったと思います。




■■ 心に残った箇所 -本書より抜粋- ■■

●技術者として、本田さんと私のあいだに共通していたのは、ふたりとも、
  厳密にいえば技術の専門家ではなく、ある意味で”素人”だったという
  ことでしょう。
 
  技術者というのは、一般的にいえば、ある専門の技術を持っていて、その
  技術を生かして仕事をしている人ということになるでしょう。
  しかし、私も本田さんも、この技術があるから、それを生かして何かしよう
  などということは、まずしませんでした。

 最初にあるのは、こういうものをこしらえたい、という目的、目標なのです。
  それも、ふたりとも人真似が嫌いですから、いままでにないものをつくろうと、
  いきなり大きな目標を立ててしまいます。この目標があって、さあ、それを
  実現するためにどうしたらいいか、ということになります。
  この技術はどうか、あの技術はどうか、使えるものがなければ、自分で
  工夫しようというように、すでにある技術や手法にはこだわらず、
  とにかく目標に合ったものを探していく---そんなやり方を、私も本田さん
  もしていました。

●本田さんも私も、目的を達成しようという執念がひじょうに強い。
  目的のためには、どんなに無茶苦茶に見える手法であろうと、取り入れられる
  ものはなんでも取り入れるのです。
  その意味で、技術的には専門家でも玄人でもなく、まったくの”素人”なのです。
  しかし、”素人”がこうして、ひとつひとつ苦労して自分自身の手でつくりあげて
  いくからこそ、人真似でないものができるし、人が真似をできないものが
  つくれるのです。

●途中のプロセスにどんな困難があるかということなどは、最初からまったく
  頭にはなく、あるのは「こういうものをつくりたい」という目的だけ。

●僕は、四輪各社の決算書をみるたびに、銀行から安い金利で金を借りてきて、
  高い金利で車を月賦で売って、そのサヤが利潤として大きく計上されているんだなあ
  といつも思う。70万円も80万円もする自動車だから、100%キャッシュで売るのは
  無理かもしれないが、金利のサヤが儲けの主要な部分になるような企業のあり方
  そのものが、僕のような神経には耐えられない。
  自動車工場を経営していても、技術とアイデアで儲けないで、金融操作で儲けて
  いるのでは、どうみても自動車会社とはいえない。
  (本田宗一郎)

●やはあり人間というのは、働く喜びというものを追求しなくては嘘だろうと
  思います。ものをつくっていくなかで、いろいろな人間関係も生まれますし、
  クリエイティブな意欲も、そこから発生してきます。ものをつくることで、活力
  も生まれてくるわけです。
  それがアメリカなどでは、自分たちがものをつくっていても割に合わないと
  いうので、よそにつくらせるようにし、自分たちの国をからっぽにしてしまいました。
●ちかごろは、あろうはずのない馬の角まで造って売るやつがいる。
  僕は神様じゃないから馬の角はとても造る気にはなれないが、ガラスやセメントや
  機械なら人が造っているものだし、僕に造れぬはずがないという気でいる。
  僕は、たとえロビンソン・クルーソーの孤島に流されても生き抜いていくつもりだし、
  瓦の上にまかれても、芽を出し花を咲かせる自信がある。(本田)

●ものをつくる苦労や喜びを知っている人は、自分の失敗を、そう簡単に人のせい
  にはしません。失敗したのは、自分がどこか間違っていたからだということが
  わかっているからです。
  失敗を人のせいにしていたら、いつまでたっても、新しいものなどつくれっこ
  ありません。
  逆にいえば、ものをつくっていればこそ、本当の自信なども生まれてくるのです。

●人から聞いたことと、本で見たことは、全部違うね。
  また、自分がこの目で読んだ本と、ばらばらと人から聞いた本とでは違うんだね。
  それからまた、本の通りにやった奴とはまた違うね。
  本の通りにやって手を切ったりするのは、それだけ余分だけれども、そのかわり、
  ちゃんと心の中へしみ込んでいるわね、いろいろな点が。(本田)

●頭で知ったことというのは、しょせん、それだけのものです。
  知識を詰め込むことはできても、知恵にはなりにくい。
  私も、長年にわたる幼児教育の研究からつくづく感じるのですが、赤ん坊がまだ
  言葉も話せないうちから、くり返し体験したことは、その人が生まれつき持って
  いた”素質”のように、ほんとうに身についたものになりますが、大きくなって
  から理屈で考えるようになって覚えたものだと、なかなか身につきにくいのです。

●もしわからないようなことがあって、そのために本を読むんだったら、そのヒマに
  人に聞くことにしている。500ページの本を呼んでも、必要なのは1ページくらいだ。
  それを探しだすような非能率的なことはしない。(本田)

●人生は見たり、聞いたり、試したりの3つの知恵でまとまっているが、その中で
  一番大切なのは試したりであると僕は思う。(本田)

●ありふれたことだけど、失敗と成功はうらはらになっている。
  みんな失敗をいとうもんだから、成功のチャンスも少ない。
  本田が伸びた伸びたって、最近みんなが不思議がるが、タネを明かせばこれ以外に
  ない。やっているだけ知っているということだ。
  その点、僕自身が、いくらかよその技術屋よりも試しているから意志が強い。
  本に書いてあるから大丈夫やれといって指示するのと、おれがやってみて大丈夫
  だったからやれるというのとでは、やる方も全然感じが違う。安心してやれる。
  だから僕は、試すことが一番大切だとつくづく思う。(本田)

●おもちゃを自分なりにつくったり工夫したりすることが、結果的には、当時の
  子どもたちに、「試したり」の機会を与えてくれていたわけです。
  それにくらべると、いくら自分でつくるといっても、プラモデルなどを買って
  きて、接着剤でくっつけているだけでは、ほんとうに「試したり」をしている
  とは、とてもいえないでしょう。
  本田さんも、「既成のものを組み合わせているだけじゃ、手は不器用になるよ」
  と言っていました(後略)。

●人は坐ったり、寝たりしている分には倒れることはないが、何かをしてやろうと
  して立って歩いたり、駈け出したりすれば、石につまずいてひっくり返ったり、
  並木に頭をぶつけることもある。
  だが、たとえ頭にコブをつくっても、膝小僧をすりむいても、坐ったり寝転んだり
  している連中よりも少なくとも前進がある。
  大怪我をして病院へかつぎこまれて、たとえ振出しに戻されたところで、この次は
  あんなヘマをやらずに駈けてみせよう、という意義のある経験にはなるわけだ。
  だから、往々の世の中では坐ったり、寝転んだりしている人間がケガをしたりコブ
  をつくったりする人間をみて嘲笑するようなことがあるけれども、これは大変
  お門違いなことである。そういう連中は最後には嘲笑されることを知らぬバカ者
  なのである。(本田)

●ほんとうの経営者は、来年、再来年になにをやるか。
  それはだんだんひろげていくのじゃなしに、だんだんせばめていくことだと思う。
  そこに集中しようと思ったら、いらんことはやめていく。それでなきゃ集中できない。
●この間、新しい社員にいったんだ。
  おまえたり、大学を出たって、大学とウチとはなんにも関係ない。
  関係あるのは質と量だけだ。だから、ウチで長く勤めようというなら、免状、
  焼いちゃえ。こんなことをいう社長の会社はしょうがないというなら、免状を
  だいじにもって、ウチをやめたほうが、おまえたちの身のためにいい。
  ねえ?学歴、免状、学校閥、それと企業と関係があるがごとく錯覚をおこしてるよ。
  (本田)

●学校で教えることも必要だけれども、教えるのは過去のことなんだ。
  ほんとうに問題なのは、未来なんだな。(本田)

●自分たちが知っている古いことを、若い人が知らないからといって、ばかにしては
  いけない。むしろ、古いことにこらわれているほうがおかしいのだ、というのです。
  本田さんほど、過去のことにとらわれるのを嫌った人はいないといってもいいでしょう
●僕の特徴は、ざっくばらんに人に聞くことができるということではないかと思う。
  つまり、学校にいっていないということをハッキリ看板にしているから、知らなく
  ても不思議はない。だから、こだわらずに、誰でも楽に聞ける。これがなまじっか
  学校にいっていると、こんなことも知らないんでは誰かに笑われると思うから、
  裸になって人に聞けない。そこで無理をする。
  人に聞けばすぐにつかめるものが、なかなかつかめない。こんな不経済なことはない。 (本田)

●本田技研がなぜここまで伸びたかといえば、本田技研には伝統がなかったという
  ことがいえると思う。過去がないから未来しかない。それだけに、古い過去の
  ひっかかりにわずらわされずにのびのびとやれた。
  だから僕は、よその会社のように、やれ50年とか30年の歴史と自慢するような
  伝統だけは持たせたくない。
  強いて伝統という言葉を使うならば、伝統のない伝統、「日に新た」という伝統
  を残したい。(本田)

●需要があるからつくるというのはメーカーではない。
  メーカーはパイオニアである以上は、あくまでも需要をつくり出すものである。
  だから未知にいどんでいるはずだ。
  未知な製品を大衆に聞いて歩いたって答えが出っこないではないか。(本田)

●以前、本田さんから「牛の角はどうやってついているか、知っているかい」
  と聞かれたことがあります。雄の牛には角がはえているということは、私でも
  知っていますが、角が前か耳が前かと聞かれて、私も目をシロクロさせてしまい
  ました。
  (中略)
  この牛の話で本田さんが言いたかったのは、ふだんからものをよく見ることが
  大切なのだということでしょう。
  私たちは、目を開けてものを見ているようでいて、案外、見ていないことが多い。
  これでは創意工夫などできっこない、というのが本田さんお得意の説でした。

●本田さんは、くり返しくり返し、失敗の大事さを説いていました。
  最後の対談のときでも、
  「何千でもいいから、お釈迦になってもいいから、つくることだね。
  もったいないようだけれど、捨てることが、一番巧妙な方法だね。
  捨てることを惜しんでいる奴は、いつまでたってもできないね」と、
  失敗のすすめを強調されていました。

●本田さんが藍綬褒章をもらうことになったとき、皇居で行われる伝達式に、
  正装して出席するようにといわれて、
  「真っ黒になって働く人間にとって、作業服こそ何よりも尊い制服だ」
  と言い出して、周囲をおおいに困らせたという話は有名です。

●その本田さんが、たまにネクタイ姿をしていて、私がオヤッと思ったのが、
  いつも三菱銀行の人と会うときなのでした。本田技研が苦しいときでも、
  いつでも三菱銀行がサポートしてくれたので、他の人に会うときはいざ知らず、
  三菱銀行の人に会うときだけは敬意を表して、ふだんはつけないネクタイを
  つけたというわけです。

●本田さんは、生前、よく
  「人間は機械じゃない。恋愛したことのある人とない人じゃ、人の情けの面が
  まるで違う。芸術でも技術でも、いい仕事をするには、女のことがわかって
  いないとだめだ」
  ということを、おっしゃっていたようです。

●ふたりに共通していたのは、自分がすこしでも関心や興味を持ったことは、
  すぐに調べてみようという好奇心だけだったでしょう。
  「朝、テレビでやっていたあれだけど、調べてもらえるかい」と、
  ホンダの広報によく本田さんから電話がはいったそうですが、いったん知りたい
  と思うと、もうせっかちになって、まわりに迷惑をかけるという点では、
  本田さんも私も変わらないようです。

●人間というのは、大人でも子どもでも、自分が見たい、知りたいと思ったことが、
  簡単に手にはいってしまうと、それ以上、興味を持たなくなりがちです。
  なかなか手に入らないからこそ、興味もますますうつのってきて、実際に手に
  はいったときでも、もっと一生懸命やろうとするのです。

●人がやるだろうということをやっていたんじゃ勝ち目はない。
  資本金も設備もないし、ないないづくしのところでは、大手が復旧してきたら
  必ず一も二もなくやられてしまう。大手がやらんことだけをやろうと思った。

●競争のないところに発展はないね。
  自動車競走だってそうなんですよ。自動車競走の車というのは、べらぼうに
  速いですからね。全力で作りますよ。負けたら大変だからね、必死なんですよ。
  (本田)

●「負けてもいいんだという商売をやっている人は、いつまでたっても、
  他のものも上がってこない。商売でなくても、他では負けないというだけの
  気持ちがないと、その会社のレベルは上がってこない」(本田)

●あるメーカーの自動車は、20年来ジョイントがガチャガチャいっている。
  そこには優秀な技術屋も沢山いるはずだ。そしてその音を聞いている。
  それなのに直らない。どうして直らないかといえば、僕は道徳の欠如だと
  思う。こんな品物を出して申訳ないという道徳的な気持ちが少しでもあれば、
  シロウトでも直るはずだ。
  自分のところでできないなら、人から特許を買ってきても直す意志さえ
  あれば直る。これでは徳義がないために放っていると判断する以外にない。
  これは技術屋の責任だし、トップの責任でもある。
  僕がそこのトップなら、徹底的に直させてしまう。それをしもワンマンだと
  いうのだったら、喜んでその名に甘んじる気である。(本田)

●それにしても、いつも本田さんには、ハッとさせられたり、驚かされたりして
  いましたが、最後の最後までそうでした。
  自動車をつくる会社の経営者が、車の渋滞するような派手な社葬なんかしては
  いけないと、ご自分のお葬式もお通夜もしないように決めていて、残された人
  も、そのご遺志をきちんと守られた。---これが、私が本田さんに、一番最後に
  感心させられた大事件でした。




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