■■ 所感 ■■
この読書感をお送りさせていただいている方には、「釈迦に念仏」というような本かもしれません。
スタッフの方で、何か引っかかっていてエネルギーが出せていないというような方に読んでいただけるといいのかもしれません。
とはいえ…
自分は考えすぎるタイプなので、参考になる部分もあったと思います。
本の中で線を引いた箇所は添付ファイルに書き出してありますが、その中からいくつかピックアップして、コメントさせていただきます。
●誰にでも一日の時間は限られています。
「小さいこと」を考えすぎて”くよくよ””イライラ”したり悩んだりする時間が
長ければ、それだけ気分よく生活できないばかりか、やりたいことをやる
時間や生活 を楽しむ時間が減ってしまいます。
「小さいことだ。まぁいいか」とすませて、その分の時間とエネルギーを自
分にとって「やりたいこと」をやるために使えるようになりましょう。
⇒師匠の飯塚塾頭がいつもおっしゃっているように、同時にいくもできない。
やれることは一つ。一つ一つ一所懸命やるしかない。
悩むことも一つ。
これまた塾頭がいつもおっしゃるように、「悩んで何かなるなら、悩めば
いい」。悩みは何も生まない。
悩むことを選択するのではなく、前に進むことに時間とエネルギーを使い
たいと思います。
●人(の心)を思いやるのはいいことですが、人のことを考えすぎて自分
が苦しむことはありません。
⇒苦しむことはないのですが、それで行動を止めてしまっていることが
あるので、それは気をつけたいと思います。
●生活を楽しめない人は、「楽しもう」という意識が足りないのかもしれません。
(中略)
何かをやる時に、ただなんとなくやるよりも、「楽しもう」と考えてやるだけでも、
より楽しめることがけっこうあります。
⇒ちょっとしたことですけど、”意識する”って大切だなと本当思います。
自転車こいでいても、「辛いな」と思ったら辛くなっている自分がいます。
でも、今日もそうでしたが…「暖かくて気もちいいな。今日は笑顔で自転車を
こぎ続けよう」と意識したら、体がよく動いて、スピードも出て、すごく気もちの
いい走行になりました。
常に「楽しもう」とか何かプラスの意識を持つように心掛けていきたいと思い
ます。
また、悩んだら悩みから離れるために何か行動する…
塾頭が「夫婦喧嘩したら、茶碗を洗え」というのを理解できたような気がする
■■ 心に残った箇所 -本書より抜粋- ■■
●誰にでも一日の時間は限られています。
「小さいこと」を考えすぎて”くよくよ””イライラ”したり悩んだりする時間が
長ければ、それだけ気分よく生活できないばかりか、やりたいことをやる時間や生活
を楽しむ時間が減ってしまいます。
「小さいことだ。まぁいいか」とすませて、その分の時間とエネルギーを自分にとって
「やりたいこと」をやるために使えるようになりましょう。
●悩みやすい人の悩みのうちの多くは、実は自分さえ考えなければ大した問題ないことなのです。
●まだ先の悪いことを今あれこれ心配するのではなく、その時になってから考えればいいのです。
それに実際には、そうならないかもしれないのです。そうならなかったとしたら、
心配するだけ無駄です。
「その時はその時」という覚悟には、悪い状況になってもその時にベストを尽くそうという決意
も含まれています。その時にベストを尽くす自分を信じられれば覚悟しやすいでしょう。
●何かイヤな気もちになった時、
「こんなことを考えるよりも、他にやりたいこと(考えたいこと)があるのではないか?」
と自問してみてください。
何か思い当たることがあるのなら、やりたいことを始めればいいのです。
(中略)
逆に言えば、やりたいことがないから、考えなくてもいいことを考えすぎてしまうのでは
ないでしょうか。
●人(の心)を思いやるのはいいことですが、人のことを考えすぎて自分が苦しむことはありません。
人の目や思惑を気にしすぎるのは不幸の元です。
人が自分をどう思うかは「相手の問題」。
自分にとって大事なのは、「自分が(相手と自分を)どう思うか」そして
「どういう気もちで接することができるか」ではないでしょうか。
●自分の人生を大切にするためには、何らかの目標をもって生きられるといいのです。
目標を達成することは、幸せを得ることにつながります。
目標をもって生活することは大変なこと・つらいことと考えてしまいがちですが、
目標達成への過程を楽しむことも可能なはずです。
●「人のせい」ばかりにして、何もしていなければ、悪い状況は何も変わらないのです。
「人のせい」を自分が今努力していない「言い訳にしている」とも言えるでしょう。
●「××たら、どうしよう」と不安な気もちになるよりも、「○○したらいいな」
と希望をもち、「ではどうしたら?」と、自分にできることを考えたほうがいいでしょう。
「その時にできることを考えてやる」というのが”ベストを尽くす”ことになるのです。
●自信がないからやらなければ、いつまでたっても自信はもてないでしょう。
自信をもてるかどうかは「経験による」部分が大きいのです。
そこで、「いい経験をするつもりでやってみよう」と考えてみてはどうでしょうか。
●悩みに心を支配されないように、「今の生活を大切にしよう」と心がけることが大事です。
一つの悩みのせいでやるべきことをちゃんとやらないと、新たな問題を生んでしまうことに
なりかねません。
大きい悩みがある時でも、「やるべきことをちゃんとやろう」と心がけることが大事です。
(中略)
悩みは生活の一部であり、(後略)
●やりたいことができないのは、やれない理由(言い訳)を考えすぎるからかもしれません。
(中略)
本当にやりたいことなら、やらない言い訳を考えるより、なんとかやれるように一所懸命
考えたほうが(自分のために)いいでしょう。
やりたいことをやれるように考えるもう一つの方法は、「やりたい気もちを大切に」
考えることです。「本当にやりたいのか?」と自分のやりたい気もちを再確認してみると
いいのです。
また、それをやることで得られるものを想像してみることです。
やりたいことが思うようにできた時の喜びを想像してみるのもいいでしょう。
やりたい気もちが増せば、それだけ決断しやすくなります。
●夢や生きがいなどの大きなやりたいことはすぐには見つからないかもしれません。
そういうものが見つかるまで、「やりたいことがない」と何もやりたいことをしないで、
つまらない時間を過ごしてしまうのはもったいないでしょう。
大きなやりたいことが見つかるまでは、小さなやりたいことをやればいいのです。
●生活を楽しめない人は、「楽しもう」という意識が足りないのかもしれません。
(中略)
何かをやる時に、ただなんとなくやるよりも、「楽しもう」と考えてやるだけでも、
より楽しめることがけっこうあります。
(中略)
生活の中でやることの中には、工夫しだいで楽しめることがけっこうあります。
たとえば、食事、通勤・通学、仕事・家事・勉強、入浴、睡眠・・・・・・。
「どうしたら、もう少し楽しめるだろうか?」と考えてみれば、何か思いつくことが
あるのではないでしょうか。
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