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本から元気をもらおう!本気モード

 発想の転換のきっかけ、ビジネス社会で生きていくヒント、 また、考え方が豊かになるような本の見所だけを、ご紹介していく・・・ から元をもらう! 「本気モード」
第100回 「浄土」 (町田 康著 講談社)
「浄土」 という題名を見て、救いのあるありがたい小説を思い浮かべ た人、大間違いです。この本は、そのイメージとはまったく逆、ヘビー で、世俗的、シュールでナンセンス、救いのない世界が広がっていま す。7編の短編が集録されたこの短編集は、どの小説も現実には ありえない設定なのですが、妙にリアルに迫ってくるのです。町田康さ んのアナーキーワールドで現実から飛び出してみましょう。
初めにご紹介するのは「どぶさらえ」。 主人公は町内会で仲間はずれ にされている男。町内会費を滞納し、わけのわからぬまま一人でどぶさ らえをする羽目になってしまいます。たった一人、自分の味方だと信じ る富久縞さんの存在をたよりに、どぶの中に入っていきますが、悪臭と 汚辱にまみれた主人公を笑いに来た町内会の人の中に、彼女を見つけ、 一人こう叫びます。「ビバ!カッパ!」 社会から阻害され、受け止め てくれる家族もいない人間の、悲しい自己愛の叫びが響いてきます。な ぜカッパなのかはわかりませんが。
次は「本音街」。この街にきたら、人はみな本音で語り、生きなければ なりません。道行く人々は各々好き勝手な格好をしています。パンクス タイルの魚屋。忍者服を着た弁護士。喫茶店に入ると「うちのケーキは まずいけど銭を儲けたいから食べてくれ」といわれます。主人公が雨宿 りで入った飲み屋。店には小説家と編集者らしき二人組みが深刻に話し ています。「あなたの小説はぼうふら以下の駄作だ」「書くのがめんど くさくて書いたからあまりよくないけど褒めてほしい」ここでも本音の 言い合いです。悔しくなった小説家は、悔しいので殴ろうとすると 「殴ったら干しますよ」といわれ、八つ当たりをしに外へ出て行きま す。これは、現実も同じかもしれませんね。
本当にこんな場所があったら、怖いもの見たさで行ってみたいものです が、とても人間関係は築けません。時には、本音を言い合うことも必要 ですが、相手に対する言動に気をつけることで、社会の秩序が保たれて いるのだということに、改めて気付かせてくれる一冊です。

『浄土』(町田 康著 講談社)はこちらから購入できます
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